【書評】「報道現場」(望月衣塑子著)
望月衣塑子さんの最新書籍「報道現場」(角川新書)の書評を書かせて頂きました。2021年12月12日、しんぶん赤旗に掲載されました。
東京新聞の望月衣塑子記者と聞けば「記者会見で官僚らに食い下がる反骨記者」と認識する人も多いだろう。答えが得られるまで、分かるまで、粘り強く質問し続ける望月記者の姿は、映画「新聞記者」やネットフリックスのドラマにも描かれ、マスメディアと権力の癒着構造を国民に知らしめてきた。
「しかし実は、20年9月を最後に私は菅氏に質問できていない」
そんな驚きの告白から本書は幕を開ける。望月記者は官房長官会見に出席すらできなくなったという。それはなぜなのか?すべての国民にとって必読の一冊です!
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