【特集】「6・23」で終わらぬ沖縄戦 絶えぬマラリア死、実態追う

『ジャーナリズム8月号』に掲載された特集記事「6・23で終わらぬ沖縄戦

絶えぬマラリア死、実態追う」がウェブ論座でも公開されました！

「大矢さん、あなたの番組企画案は沖縄戦についてですよね？　なんで今回の会議に持ってきたんですか？」

　2015年11月、テレビ朝日で開かれたドキュメンタリー番組会議でのこと。プロデューサーは、意味が分からないという表情で私に問いかけた。この時の私は、日本のメディアに「カレンダージャーナリズム」と呼ばれるものが存在するなど全く知らなかった。

それは「6月23日慰霊の日」では終わらなかった沖縄戦、戦争マラリアを取材してきた私に大きな疑問を残した。

あれから5年。カレンダージャーナリズムについて思うこと、戦後75年の今なぜ沖縄戦を取材するのか、戦争体験者なき時代において戦争報道はどうあるべきか、考えをまとめました。ぜひご一読ください。

朝日新聞論壇委員・三牧聖子さんにより「今月の3点」にも選んでいただきました。ありがとうございます！