【琉球新報】連載「あの頃の自分へ」:元米兵たちの沖縄への思い
「沖縄にいた頃の自分が、今、あなたの目の前にいたら、どんな言葉を伝えたいですか?」
3人の元米兵たちにこの質問を問いかけた。
3人とも、かつて沖縄の米軍基地に駐留していた。
一人は、沖縄で、米軍基地前で声をあげる県民たちの抗議行動を見たことをきっかけに米軍に疑問を持ちはじめ、自分も「反戦米兵」へと転じていった。
一人は、沖縄からイラク戦争へ出撃し、「リトルブルドッグのように暴れ回った」。その末に、戦争トラウマを発症し、いまも戦争を背負ったまま生きている。
一人は、沖縄でヒップホップ音楽と出合った。自身のエスニシティーへの葛藤や、米軍生活で染み付いた暴力や差別、アメリカ社会への疑問を、歌に込めて伝える。
3人それぞれの人生に影響を与えた"Okinawa"を3日間にわたり琉球新報で連載しました。
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